Vol.128 N様 Aston Martin V8 Vantage

ASTON MARTIN VanqishVantageの2台が写真に収まっています。今回ご紹介するN様のアストンマーチンは向かって右側V8 Vantageです。以前はFerrari 360 modenaも運転されていたN様、ヴァンテージの乗り心地を改善し車高ダウン↓したいとのことでVITAMINへ入庫いたしました。AMオーナー様ならご存知の通り、純正の足廻りは突き上げ感が強い傾向 にあります。スプリング自体もかなりハイレートですが、それ以上にショックのガス圧でスムーズに足が動いてない印象です(>_<)


作業前のフロント純正足廻りの写真です。ASTON MARTINのロゴ入りbremboキャリパーと、スリットローターの組み合わせ。このクラスの車に多い、基本に忠実なダブルウィッシュボーン形式、ノーマルショックはDYNAMIC製です。ノーマルは200km/hぐらいの速度域を基準としているのでしょう。日本の道路には硬すぎます!


今回交換するサスペンションは、エナペタル-BILSTEINです。高すぎるガス圧を下げ、綺麗に足が動く事を狙います。車高調整用の溝が全体に彫られていますが、もちろんこんなに調整幅はありません(笑


きちんと「ASTON MARTIN V8 VANTAGE」の名前入り。純正と比較すると、エナペタル-ビルシュタインの方が明らかに動き出しが軽い! 純正ショックはガス反発が強く、私の体重では縮みませんでした… もちろんガス圧が低いほうが良いという単純なものではありません。しっかりと見極める技術と経験が必要です!


交換が完成し、しっかりとアライメント調整したあとの姿です。2.5cmほどの下げ幅ですが見事にスタイリングが決まりました◎ 純正の車高もそれほど高くないのですが、フロントフェンダーの造形で腰高感に感じてしまうあたりも解消しました。乗り心地も改善し、しっとりと足が動いています! N様に満足していただき、VITAMINもうれしく思います!


もう少し近寄ってフロントをアップ。細身の7本スポークホイールの隙間からブレーキローターのスリットが見えて非常にレーシーです。この純正ホイールは持ってびっくりの軽さ。レーシングカーと思えるほど本気で造り込み、豪華なインテリアを与える。このセンスが紳士の国の技といえます。


有機的なラインで整形されたボディラインが良く判ります。Gallery Vol.124のGranturizmoもそうですが、MaseretiAstonMartinが表現する世界観はドイツ車と違う魅力でいっぱいです。まさに「粋」という言葉がぴったり。今回ノーマルの不満点をコーディネートし直し、何時間でも乗っていたくなるヴァンテージへと変貌しました。アストン・マーティンのオーナー様へお勧めできるメニューです! N 様、次はホイールでしょうか? さりげなくコーディネーネートしていきましょう(^o^)丿